チクチク紡ぐ、
あなたの足音♪
History日本一古い歴史
文明開化で、産業も開花。
加古川にて靴下製造を開始。
加古川での靴下製造には、130 年を超える歴史があります。
事の始まりは、明治19 年。現在の加古川市志方町の住人が、中国・上海から手廻しの靴下編機を持ち帰り、靴下の製造を始めたことがきっかけだといわれています。
播磨地域では、姫路藩が実施した奨励策により木綿の栽培がさかんに行われていました。姫路藩に属していた加古川(全域ではない)は、原材料の入手が容易なため、靴下の生産がさかんになったと考えられています。
草創期は製造工程の一部を、農家のかたわら副業で携わったりするものも多かったと聞きますが、やがて全盛期を迎えると、町のあちこちに靴下を専門的に生産する工場や関連する工場が建ち並ぶようになり、内職で携わるものも増え、数多くの人々が靴下製造に従事するようになっていきました。
当時は、紳士靴下を主として生産しており、中でもリブ編みワンポイントのソックスが数多く生産されていました。百貨店を中心に高級靴下として販売され、皆様のお手元へと渡っていきました。
しかし、2000 年を境に安価な海外靴下が大量に国内市場へ流入。日本国内の多くの靴下工場が閉業を余儀なくされました。それは加古川も例外ではありません。
そして現在、加古川の靴下製造は時代の流れに飲まれそうになりながらも、産地としての機能を維持し続けています。
「消費者の立場になってモノづくりを行う。」この想いを胸に生産される日本製の靴下は、国内のみならず海外でも高い評価を得ています。技術と品質に裏付けされた個性的で、良質な靴下を国内外に発信することで、加古川を中心とした兵庫県の靴下をより多くの方々に知っていただく。この姿勢が、再評価につながり、新たな発展につながると確信しています。
QualityMade In Japan の品質
品質の良さは、
素材の良さ、作りの良さ。
目に見えない所にこだわる。
130 年以上の歴史を持つ加古川靴下。
現在は、当時製造できなかったハイゲージの靴下をメインに徹底した品質管理のもとで丁寧に製造しています。
「ゲージ」とはニット製品の網目の粗さ・細かさを表す単位です。針糸が多い分、細い番手の糸を使用し、生地の薄さと繊細さから上品さや美しさを表現することが可能です。
針上げ針下げの数、ゴム部の伸度など。プロのものづくりは一般の方の見えない所にその技術が息づいています。
実際に手に取り「風合いの良さ」を感じてください。
「風合いの良さ」を実現する上で大切なこと。それは徹底した品質管理です。
各社が製造工程の随所に独自のチェックポイントを設け、逐一確認することで加古川靴下の高い品質が保たれています。
MADE IN JAPAN の良さは、品質の良さ。
月並みな表現の中に製品の本質があります。
それは「素材」「デザイン」「機能」あらゆる面において「作りの良さ」を表しています。
私達は、海外製品とは一味ちがう「こだわりの加古川靴下」を皆様へご提供します。
Futureさらなる展開
今までもこれからも。
足元から人々を支える。
11月11日は何の日かご存知ですか?
この日は、1年でたった1度だけペア数字が重なるペアーズデイとして日本靴下協会が定めた「くつしたの日」とされています。
日本で靴下が作られるようになって約150年。今や、靴下は衣服の中でも「なくてはならない実用衣料」として皆さまの日々の生活を支えています。
実用衣料としての靴下の役割は足元を温めるだけではありません。
近年では、脚部の適度な締めつけによる血行促進効果や、夜間の冷えを防ぎ頻尿を和らげる効果など健康面に対しても、その確かな実用性を示しています。
実用性だけに留まらずファッション性においても、靴下はその存在感を示します。「おしゃれは足元から。」そのような言葉がありますが、靴下はおしゃれをこっそりと楽しむ、コーディネートのアクセントとしても重宝されています。
私たちは、このように日々の生活に欠かすことができない靴下…「きめ細やかな心のこもった日本製の靴下」を広く発信していきたいと思っています。
約130年前。1台の靴下編み機から始まった加古川靴下の歴史。
今ではメーカー各社が独自の研究開発と改良を重ね、個性あふれる様々な靴下を開発しています。
今後は、これらの製造技術を応用し、インナーからアウターまで、様々な生活場面に適した衣料の提供に尽力してまいります。
Map
Shop
- かこがわ工房 Kips
- Kips
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" Kakogawa(加古川) "
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" Impressive(印象的な) "
+
" Products(製品) "
+
" Store(店舗) "
MADE IN KAKOGAWAにこだわり、各メーカーが様々な用途に合わせてデザイン・色彩・素材など日々研究を重ね、質の良い物作りをしています。履き心地よさや安心感を追求した靴下はもちろんのこと、他にはあまりないアイディア商品も多数取り揃えています。お気軽にご来店ください。
List
兵庫県靴下工業組合
〒676-0808 兵庫県高砂市神爪1丁目13番20号
TEL 079-432-3665 / FAX 079-432-3634
大正4年の組合設立以来、日本くつ下3大生産地の一つとして業界をリードし、
現在も、相互の努力と連携で『品質の兵庫』としての地位を確立しています。
- 浅田靴下工場
- 稲坂莫大小製造(株)
- (株)エル・アイ・シー
- 岡本商事(株)
- 陰山実業(株)
- キンキ産業(株)
- 窪田(株)
- (株)神木
- (株)高陽
- サン・エース(株)
- 白鷲ニット工業(株)
- 田中繊維(株)
- 千代田繊維工業(株)
- (株)トミキ
- (株)富強
- トモエ繊維(株)
- (株)トライ
- ナカイニット(株)
- (有)ナナソックス
- 日本編物(株)
- 長谷川久剛商店
- (株)兵庫センイ・ソックス
- 藤部メリヤス(株)
- (株)松本儀商店
- (株)ミヤシタ
- (株)ユイ
- (株)ユニバル
- ワシオ(株)